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第7回日本頭蓋健診治療研究会大会長
2022年10月23日 14:30-17:00

「頭蓋顔面変形の病的意義と早期予防」

大会長 朝貝 芳美 先生

信濃医療福祉センター 理事長・名誉所長

 従来、頭蓋変形に対する治療法はなく医療関係者の関心も低い状況でした。しかしヘルメット療法が導入され、頭蓋変形の美容的な治療だけが目標ではなく、変形変位した頭蓋骨底(椎体骨、前・中・後頭蓋骨)、外耳道、顎関節部位の改善が、結果的に頭蓋骨の対象率の改善にもつながるようになりました。頭蓋顔面変形を治療し、耳介の位置異常や咬み合わせの異常などを矯正する意義は大きく、今回のテーマは頭蓋顔面変形の病的意義と早期予防といたしました。​第7回学術集会もコロナ禍でのハイブリッド開催となりましたが、藍原先生には頭蓋変形外来での実践的診察方法、頭のかたち測定アプリケーション臨床研究WGの河野先生にはデータの精度など、田中先生には矯正ヘルメット治療の実際についてお話しいただき、乳児の位置的斜頭の予防と股関節脱臼との関連について朝貝がお話しさせていただきます。​私自身この研究会に参加する前はヘルメット療法に関する知識は乏しく、頭蓋変形の美容的な治療法と考えていました。従来、頭蓋顔面変形によりどのような障害が生じるかに関して医療関係者の着目度は低い状況でしたが、当事者個人は様々な悩みを抱えていることも多くみられます。頭蓋顔面変形に対する予防指導やヘルメット療法の適応を確立し、病的意義や二次障害の状況を明らかにしていく必要があり、意見交換の機会となれば幸いです。多くの皆様の参加をお待ちしております。